会社側の働く環境づくり

就活している人間にとって働く環境はとても大事です。これから自分が働く会社や環境、会社の有り方、経営方針と同等に大切な事柄の一つです。働く環境が良ければ良い将来有望な人材は育つし、なにより働いている人の意識が違います。こういうことは求人票には書かれていませんから、自分で会社の資料や概要を調べ何が特色なのかを掴むしかありません。

全ての物事を前向きに捉え、何事にも臆せず挑戦していける会社の環境や働く環境は、人をも左右する力があります。もしそれに気づかず売上を上げることのみ、己の利益ばかりを考えている人間であれば、社員の一人一人の顔さえ見えていない気がします。

自分の会社で次々と優秀な有望な社員が育っていくことは、会社としては最高だと思うのです。この会社を支える心強い人材が存在し、有望な人材が生まれる要素も環境もあることが実証されれば、求人などしなくとももっと良い逸材が寄ってきます。それゆえ会社は安泰です。

企業は人で成り立ち人が動かしています。いい人材が育ちいい物を作り社会に役立つ企業と認められれば、もっといい会社に育っていきます。その環境づくりこそ今の中堅クラスの人達の仕事だと思うのです。

「人は化けるんだよ」これは前に働いていた会社の社長の言葉です。こんな人雇って大丈夫なのかな~と思ったことは何度もあります。その度、私が嫌な顔をするとこの言葉が飛んできました。すると見事に化けてくれ、職場の縁の下の力持ちのように働いてくれます。

これもすべて働いている環境や人による魔法です。すべてが全てではありません。魔法が効かない人もあります。それは認めます。しかし、人は期待されればそれに応えようとする気持ちが生まれます。それがこの「魔法の素」です。

企業がこの雇った人に魔法をかけてどう仕事をしてもらうか?これは経営陣の手腕にかかっています。

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